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ひと段落。

2010年06月08日

 IWANOMAN at 14:24  | Comments(0) | 調査
昨日は広範囲の調査を行ったこともあり、今日はだいぶゆっくりしています。

おかげ様で諸富町の調査も終わりに近づいてきています。
IWANOMANです。


ん~、前回の記事であと30体位諸富町で見つけたいと言ってはみたものの、難しいみたいです。
まだ調査区域が少しだけ残っています+あとのお楽しみで諸富町に何体あるかどうかはふせておきましょうね。


さて、今回は私たちがどんな調査をしているかというのをご紹介します。
ここいらでちゃんと働いていますよってアピールをしておかないと・・・
調査してる調査してるって、これまで何をやっているのかがベールに包まれてきましたからね(笑)


調査を開始するにあたって、調査項目を記入する調査カードを作ってみました。
こんな感じです。





私たちが調査をする以前にも調査が行われていて、その時の調査結果の統計からいろいろな分類がされています。

具体的に上げると、恵比須さんの種別・形態などでしょうか。

恵比須像は基本的に恵比須像と文字エビス像に分類しています。



一般的な恵比須像がこんな感じ。





文字エビス像はこんな感じです。





文字エビス像を見て「えっ?これが恵比須さんなの??」と思わる方も多いのではないでしょうか。
石塔や自然石でも「西宮」と彫ってあれば恵比須さんなのです。

「西宮」だけではなく、「西ノ宮」「西乃宮」「西之宮」なども彫ってあれば恵比須さんですので、よかったら見てみてください。


話は戻りまして・・・


一般の恵比須像と文字エビス像の違いは分かりやすいので問題ないと思います。
ここからさらに細分化されていくのが一般の恵比須像です。

体全身が彫られているか、座り方や体勢はどうか、何の上に座っているかそれとも何もないかなどで細分化されていきます。



特に座り方なら5種類に分類されていて、具体的には

半跏エビス像一類:右足を垂下し、左足を曲げる。左わきに鯛を抱き、右手を握って釣竿をとる。

半跏エビス像二類:一類と上半身は同じ。しかし、下半身が逆。

半跏エビス像三類:下半身は関係なく、上半身で右わきに鯛を抱き、左手に竿をとっている。

安座エビス像  :両膝を屈して、両足底を合わせ、腰を下ろした坐像。上半身は関係ない。

両足垂下エビス像:両足が垂れ下がっている。



といったように規定があるので、それに準じていきます。

これ以上書くと詳しすぎる(書くのも大変)なので、省略しますが…(笑)
他にもいろいろとデータをとっています(いつからあるか、何のために祀っているか等)ので、もしかしたら調査が終わったときに新たな統計が取れているかもしれませんね。


皆さんの身近にある恵比須さんはどんな恵比須さんでしょう?
佐賀の恵比須さんだけでなく、県外の恵比須さんと比較して調べてみるのも面白いかと思いますよ。



よかったらちょっとだけ足を止めて、恵比須さんを見てみてくださいね♪




PS.

この調査カードを作ってくれたのはやっぱりキム調査員です(笑)
  

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